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ウズベク人にインタビュー!②(イシモイロフ・イザティロ・ラフマットジョン・ウグリ)

Salom!(ウズベク人で「こんにちは。」)

ウズベク人へのインタビュー記事の第2回です!

今回は、近畿職業能力開発大学校 京都校(ポリテクカレッジ京都)に通うティロさんにお話を聞きました。

日本に住んでいるウズベク人の雰囲気を少しでも感じてもらえればと思います!

〈この記事はこんな方におすすめです〉

  • ウズベク人が何をきっかけに日本に興味を持つか知りたい方

  • 日本に住むウズベク人がどのような生活を送っているか知りたい方

  • ウズベキスタンの日本の生活・文化の違いを知りたい方


基本プロフィール

  • 名前:Ismoilov Izzatullo Rahmatjon Ugli(イシモイロフ・イザティロ・ラフマットジョン・ウグリ)

  • 年齢:20歳

  • 出身:ウズベキスタン・フェルガナ州・リシタン

  • 居住地:京都府舞鶴市

  • 在日年数:約半年


日本に興味を持ったきっかけ

インタビュアー:早速ですが、日本に興味をもったきっかけを教えてください。


ティロさん:リシタンには「のりこ学級」という無料の日本語学校があります。僕は小学校のときからのりこ学級に通っていました。そこで小さいときから、日本語を勉強したり、日本人の人と話していました。


インタビュアー:のりこ学級には、日本人観光客がよく訪れるので、生の日本語や日本文化に触れる機会が多かったのですね。


1日のスケジュール

インタビュアー:続いて、日本での一日のスケジュールを教えてください!


ティロさん:僕は学校の近くのアパートで、同じウズベク人の友達と3人で暮らしています。僕がご飯を作っています。朝8時に起きて、準備をして、8時50分から授業が始まります。そこから1,2限の授業を受けて、12時15分から昼休みです。お昼ご飯は家に戻って食べるか、食堂を利用します。

その後は3,4限の授業を受けて、だいたい16時30分〜17時頃に家に戻ります。平日は約週3回アルバイトが入っているので、アルバイトがある日はアルバイトに行って、アルバイトがない日は学校の宿題をします。


インタビュアー:日本の大学生と似たような生活を送っているんですね!学校の授業はどうですか?


ティロさん:難しいです。特に物理は日本語の専門用語を覚えるのが大変です。何回も再試験を受けたこともあります。昼休みや放課後も日本人の友達に教えてもらっていて、彼らには本当に感謝しています。


インタビュアー:外国語の専門用語は難しいですからね...。          話は変わりますが、アルバイトは何をしていますか?


ティロさん:スシローでホールスタッフとして働いています。日本の寿司が好きなので、スシローに決めました。


インタビュアー:働いていて、大変なことはありますか?


ティロさん:最初は緊張して、会計のときに日本語が出てこなかったりしましたが、今は慣れてきてとても楽しいです。寿司ネタもすぐに覚えることができました。でも、デザートやサイドメニューの名前が長くて、覚えるのが大変です...。


インタビュアー:デザートのメニュー名は長いですからね...(笑)。頑張ってください!


日本での娯楽

インタビュアー:日本では休日は何をして遊びますか?

ティロさん:月に1度くらい、土日に京都や神戸にいるウズベク人の先輩に会いに行きます。先輩たちと話したり、京都や神戸を観光します。

夏には舞鶴の海で遊びました。ウズベキスタンには海がないので、日本で海に入れるのはとても嬉しいです。


インタビュアー:これからの季節、日本で行きたいところはありますか?

ティロさん:京都の伏見稲荷大社に行きたいです。2019年に1度行って、とても綺麗だったのでまた行ってみたいです。他には、北海道の「さっぽろ雪まつり」に行きたいです。ウズベキスタンは寒いですが、雪が降らないので、雪で遊んだり、大きな雪像を見たいです。


舞鶴市に住んで感じたこと

インタビュアー:ティロさんは、東京都や大阪府のような都会ではなく、地方都市の舞鶴市に住んでいますが、舞鶴市に住んでみてどう感じましたか?


ティロさん:舞鶴には「昔ながらの日本」が残っているように感じました。大家族や親戚の深いつながりとか。日本ではそういうものは失われているイメージがあったので、とても驚きました。

むしろ、このような大家族の文化はウズベキスタンでよく見られます。ウズベキスタンでは、親戚の人数がとても多く、頻繁に集まります。


インタビュアー:実は日本でも、特に地方では親戚同士の繋がりが強い家が多いです。東京や大阪などの都市ではなく、舞鶴市に住んでいるからこそ、見えてきたことかもしれませんね。


最後に一言

インタビュアー:ここまでインタビューに答えていただきありがとうございました。最後に、この記事を読んでいる日本人の方に一言お願いします!


ティロさん:ぜひウズベキスタンに来てください!


インタビュアー:ティロさん、ありがとうございました!

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